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平成24年第6回定例会(第3日12月18日)

  • "上田光夫建設常任委員会委員長"(/)
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  1. 茨木市議会 2012-12-18
    平成24年第6回定例会(第3日12月18日)


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    平成24年第6回定例会(第3日12月18日)   日程第1.       諸般の報告 日程第2.議案第82号 茨木市職員定数条例の一部改正について 日程第3.議案第83号 茨木市立コミュニティセンター条例の一部改正について 日程第4.議案第 112号 平成24年度大阪府茨木市一般会計補正予算(第5号) 日程第5.議案第 113号 平成24年度大阪府茨木市財産区特別会計補正予算(第2号) 日程第6.請願第 2号 大池公民館に関することについて 日程第7.請願第 3号 乳・幼児期から学童期までの保育・学童保育子育て支援施策             の拡充を求めることについて 日程第8.請願第 4号 大池公民館コミュニティセンター化中止を求めることについ             て 日程第9.議員発第21号 茨木市議会会議規則の一部改正について 日程第10.議員発第22号 茨木市議会委員会条例の一部改正について 日程第11.議員発第23号 茨木市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について 日程第12.報告第19号 平成24年度上半期大阪府茨木市財政状況報告について 日程第13.報告第20号 平成24年度上半期大阪府茨木市水道事業業務状況報告について 日程第14.監報第 6号 例月現金出納検査の結果報告について             (平成24年7月、8月、9月分)
     ─────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件   議事日程のとおり 1.平成24年12月18日定例市議会茨木市役所議場において再開した 1.出席議員次のとおり     1番  大 野 幾 子         17番  河 本 光 宏     2番  塚     理         18番  小 林 美智子     3番  長谷川   浩         20番  上 田 嘉 夫     4番  朝 田   充         21番  中 内 清 孝     5番  畑 中   剛         22番  友 次 通 憲     7番  安孫子 浩 子         23番  中 村 信 彦     8番  滝ノ上 万 記         24番  石 井   強     9番  岩 本   守         25番  田 中 総 司    10番  上 田 光 夫         26番  阿字地 洋 子    11番  下 野   巖         27番  大 谷 敏 子    12番  福 丸 孝 之         28番  辰 見   登    13番  青 木 順 子         29番  羽 東   孝    14番  篠 原 一 代         30番  山 本 隆 俊    15番  松 本 泰 典         31番  村 井 恒 雄    16番  坂 口 康 博         32番  大 島 一 夫 1.欠席議員  な   し 1.説明のため出席した者次のとおり    市長       木 本 保 平     産業環境部長   田 中   忍    副市長      楚 和 敏 幸     都市整備部長   大 塚 康 央    副市長      柴 﨑 啓 二     建設部長     野 口 正 博    水道事業管理者  小 西 盛 人     会計管理者    寺 内 哲 史    市理事      板 田 昌 彦     教育長      八 木 章 治    総務部長     小 林 岩 夫     管理部長     久 保 裕 美    企画財政部長   河 井   豊     学校教育部長   為 乗   晃    市民生活部長   大 西   稔     生涯学習部長   続 木 謙 至    健康福祉部長   鷹 取 守 人     消防長      山 本 雅 之    こども育成部長  佐 藤 房 子 1.出席事務局職員次のとおり    事務局長     上 田   哲     議事課長代理   幸 地 志 保                         兼議事係長    次長兼議事課長  中 川 達 夫     書記       駒 井 寿 代    副理事兼総務課長 熊 谷 淳 二     (午前10時00分 開議) ○中村議長 これより本日の会議を開きます。  現在の出席議員は30人でありまして、会議は成立いたしております。  日程第1、「諸般の報告」を行います。  一般事務報告につきましては、お手元にご配付の資料のとおりであります。  これより議案の審議を行います。  日程第2、議案第82号、「茨木市職員定数条例の一部改正について」、日程第3、議案第83号、「茨木市立コミュニティセンター条例の一部改正について」、以上2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、各所管の常任委員会委員長の報告を順次、求めます。  まず、総務常任委員会委員長の報告を求めます。山本委員長。     (山本総務常任委員会委員長 登壇) ○山本総務常任委員会委員長 本2件中、当委員会に付託されました案件につきまして、ご報告いたします。  議案第82号、「茨木市職員定数条例の一部改正について」は、12月11日、審査いたしました。  当初、担当部長から説明があり、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。  以上、委員会は慎重審査いたしました結果、議案第82号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ご報告申しあげます。 ○中村議長 次に、民生常任委員会委員長の報告を求めます。岩本委員長。     (岩本民生常任委員会委員長 登壇) ○岩本民生常任委員会委員長 本2件中、当委員会に付託されました案件につきまして、ご報告いたします。  議案第83号、「茨木市立コミュニティセンター条例の一部改正について」は、12月10日、審査いたしました。  当初、担当部長から説明があり、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。  以上、委員会は慎重審査いたしました結果、議案第83号につきましては、賛成者多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ご報告申しあげます。 ○中村議長 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  まず、議案第82号、「茨木市職員定数条例の一部改正について」、お諮りいたします。本件は、討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、これより採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。  本件、委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第82号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号、「茨木市立コミュニティセンター条例の一部改正について」、討論に入ります。  本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。まず、4番、朝田議員。     (4番 朝田議員 登壇) ○4番(朝田議員) 日本共産党茨木会議員団を代表いたしまして、議案第83号、茨木市立コミュニティセンター条例の一部改正について、反対の立場から、あわせて請願第2号、大池公民館に関することについて、請願第4号、大池公民館コミュニティセンター化中止を求めることについては、願意もっともであり、採択すべきという立場から、討論を行います。  なお、大池公民館に関することについての請願署名は、超短期間ながら、現在、565筆の提出になっていると聞いております。  議案第83号、茨木市立コミュニティセンター条例の一部改正については、三島公民館に続いての大池公民館コミュニティセンター化のための条例改正です。  公民館コミセン化については、三島公民館のときも短期間のうちに1,850筆の三島公民館公民館使用料適用の存続を求める請願署名教育委員会に提出されるなど、利用者、住民から大きな異論、批判が噴出している問題であります。そして、今回も2つの請願が提出されています。  議案第83号に反対し、2つの請願に賛成する第1の理由は、請願第4号の請願項目、「大池公民館コミュニティセンター化は中止すること」は、願意もっともであるからです。  コミセン化賛成推進の議論、その理由というのは、要約すれば、①コミセン公民館地域拠点施設であり、別々の運営をされているのがおかしい、②コミセンにしたほうが市民の利用の幅が広がる、③同じ地域拠点施設である公民館コミセンより使用料金が安い、この料金格差こそ既得権だ、公民館料金コミセンと均一にすべしというものであると考えます。この議論は、同じ地域に依拠する施設であったとしても、コミセン公民館地域拠点施設として意図的に同一視する大変乱暴な議論であるということです。  そもそも公民館は、社会教育法に基づき、社会教育、生涯学習を推進していく教育活動拠点施設です。社会教育とは、同法第2条にあるとおり、「学校の教育課程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動をいう」のであります。コミセン地域交流施設地域コミュニティ活動拠点施設であるというのは間違いないところですが、公民館は、これと同列に論じることは適切ではない。社会教育振興の使命を持った事業拠点施設であるという視点は、コミセン化の議論では全く無視されています。  問題は、そういうそもそも論に照らして、今までの公民館社会教育活動がどうであったかという検証です。今後の公民館あり方について、市民的議論が必要であったにもかかわらず、市と教育委員会は、一部の関係者だけの議論、結論で社会教育の切り捨て、公民館廃止路線を強引に進めています。このやり方そのものが間違いであると厳しく指摘するものです。  市民の利用が広がるという言い分についても、コミセンのような地域コミュニティ活動拠点施設の設置と社会教育振興の2つの行政課題を相反するものとして扱い、対立させるのは間違いです。ともに尊重してこそです。一方のサービスを犠牲にしての施策推進は、市民サービスの向上とは言えないということも厳しく指摘するものです。  公民館の低廉さが既得権だ、料金格差だという言い分に至っては、何度も述べている公民館設置目的、使命を忘れた暴論です。人格の完成、人を育てる教育活動市場原理はなじまないというのは政治の常識です。これを既得権などと攻撃するのは、改革でも何でもない、ただの破壊であると指摘するものです。  議案第83号に反対し、2つの請願に賛成する第2の理由は、請願第2号の請願項目、「大池公民館の今後のあり方については利用者地区住民の理解と納得を前提として検討すること」、「12月議会での拙速な移行決定は行わないこと」は、願意もっともであるからです。  文教常任委員会請願審査では、委員の意見陳述としても、「料金の値上げが非常に負担になると。まさにおっしゃるとおり、気持ちはわかります」。料金の問題で、「利用団体と市と管理運営委員会を持つ大池のメンバーと再度、丁寧な話し合いをしたいということでございますが、その気持ちは非常によくわかります」。あるいは手続論の問題でも、「もっと期間を早くして説明をして、そして、その意見を酌み取る部分が必要であったんじゃないかなという、そういう思いなんです」、「実際に周知の方法に不手際があったというか」、「あまりにも遅過ぎた」、「大池地区以外の方の利用がたくさんあるということも認識をしております。したがって、そこはちょっと丁寧な利用者への説明が必要だったのかなということは思っております」という意見が相次ぎました。請願者の願意を理解するならば、継続審査などの柔軟な対応をとるべきであります。  なお、公民館がある地域とない地域がある。コミセンを利用するしかない地域がある。地域の中の料金格差ということがあるのは事実という意見の陳述もありました。恐らく、通常の公民館コミセン併設公民館との料金格差に言及しているものと思われます。しかし、これは、もともとはなかったものであります。公民館の再編と称して、小学校併設公民館を廃止し、コミセンに統合する。しかも、使用料公民館使用料を認めないという形で統合した。地域格差に言及するなら、このやり方こそ改めるべきです。この点でも、やはり公民館あり方についての市民的議論が必要であります。請願者意見陳述でも、「公民館の機能が残るんであれば、その一般利用公民館の機能の中で利用している人たちは、そのまま公民館として利用させていただくという、こういう案はあると思うんですよね。その案を検討して、利用者も地域の方も納得した形でこの議案を通すような形にしてほしい」と、積極的、建設的な提案をされています。こうした声にこたえて、機械的な対応ではなく、もっと柔軟に対応すべきであるということも指摘いたします。  以上、大きく2点にわたり、議案第83号に反対し、請願第2号、請願第4号に賛成する理由を述べました。議員各位のご賛同を賜りますよう、お願い申しあげまして、討論を終わります。  ご清聴ありがとうございました。(拍手) ○中村議長 次に、18番、小林議員。     (18番 小林議員 登壇) ○18番(小林議員) それでは、議案第83号、茨木市立コミュニティセンター条例の一部改正について、賛成の立場から、また、請願第2号、第4号については、不採択の立場から、討論をいたします。  まず初めに、今回の条例改正については、過去の建設経過などの歴史があってのことですので、皆様御存じかとは思いますが、経過について、おさらいをさせていただきたいと思います。  本市では、昭和30年以降、小学校校舎等を利用して、主に小学校区を中心として公民館活動が展開され、各公民館では各種の講座や講習、講演会などを実施し、社会教育を推進するとともに、公民館区事業として文化展やふるさとまつり、スポーツ・レクリエーション活動を通じて、活力ある地域社会づくりに努めてこられました。
     一方、建物、やかたとしての公民館は、中学校区をめどに、大池公民館の前身である東地区公民館から順次、建設が進められ、9か所の地区公民館が整備をされました。  そして、さらにコミュニティという新たな概念から国がコミュニティ政策を推進したこともあり、本市においても、平成6年以降は、公民館ではなくコミュニティセンターの建設を進めてこられました。管理については、地域住民による管理運営委員会にお願いをし、利用料収入によって施設の運営を行い、収益の一部は地域活動に活用されているのが現状です。  このような経過から、本市では、小学校区において公民館コミュニティセンターという施設の性格の違う2つの拠点施設が並立している現状があります。この状況を改善するべきではないかという議論は、過去から議会においてもなされてきました。そして昨年、地域活動の拠点としては、社会教育推進を第一義的な目的とする事業館的役割の強い公民館よりも、自由度が高く、住民の意思がより反映されやすいコミュニティセンターが適しているとの方針が示されました。この方針に基づき、昨年、三島地区地域住民の方々が検討された結果、本年4月に三島公民館コミュニティセンターに移行されました。  昨年12月議会の三島公民館コミセン移行に伴う条例改正について、私は次の2つの理由から賛成をしました。今回も同じ理由から賛成の立場です。  1つ目は、施設の管理運営を地域で担うということです。公民館という単体の組織が担っている施設の管理運営を地域全体で担う形に変えることで、地域の拠点施設としての位置づけがより強くなり、住民自治の意識が高まる機会になるのではないかと考えます。  そして、2つ目は、管理運営によって得た収入の一部を地域に還元するということです。地域で施設の管理運営を担った場合、管理運営責任は当然生じてきますが、同時に利用料収入も発生します。この収入を地域の課題解決のために使うことで、地域の活性化にもつながると考えます。  大池地区でも昨年の9月から、自治会こども会福祉委員会防犯委員会、PTAや青健協などの各種団体が集まり、検討を重ね、検討の結果を地域の各団体が集まって組織された大池地区自治連絡協議会で報告、議論を経た上で、本年の4月から準備委員会をつくられ、コミセンに移行した際の組織体制、規約などについて検討され、11月2日に自治連絡協議会臨時総会を開催、そこでもさまざまな議論を経て、地域で運営することを大池として決められました。  大池地区が地域で運営しようと考えたのは、大池公民館管理運営公民館という単一の組織で担うことの負担が大きいことが一番の理由だと伺っております。大池公民館は、年間約6万人、170団体が利用しており、公民館という単一の組織でやかた管理運営というハードの部分と公民館事業というソフトの部分の両方を担うことのしんどさ、そして、このような状況では公民館長の次の担い手がいなくなるのではないかという懸念から、ハードの部分については地域の各種団体にも担い手になってもらう仕組みを考えた結果、コミセン移行を選択されたのです。地域住民の皆様が試行錯誤をして選択された結果については、私としては感謝をするべきだと考えますし、このような対話の中から住民自治も深まっていくのではないかと思っています。  このように地域で運営をすることを決めたあと、11月25日に利用者への説明、報告の場が持たれました。この場において、利用者の方々から、移行について反対や見直しの声、利用者の声を聞く機会が遅過ぎるなどの意見があり、議会にも請願や要望としてあげられております。請願や要望の中には、一部の人で決めたという趣旨も書かれておりますが、検討された内容については、総会の資料として各自治会に配布をされています。確かに、自治会によっては回覧体制に差があったことは否めませんが、運営を担うための検討については、自治連絡協議会という組織を活用し、検討を重ね、その内容を地域の方々に伝えることに意を注いでこられたことはご理解をいただきたいと思います。ただし、地域で運営を担うということを決定したあと、利用者の方々への説明、報告という形になったのは事実です。  本会議や委員会でも議論があり、利用者への説明に工夫が必要だったとの答弁もありました。しかし、運営側体制づくりの検討に加えて、議会での議案上程スケジュールも考慮した上で利用者への説明も工夫するとなると、地域には限界があります。三島、大池で課題となったことも踏まえ、地域での検討にはコミュニティセンター公民館両方の所管課がかかわった上で、コミセン移行を受ける際のメリットやデメリットなどもきちんと提示をし、地域での検討状況を踏まえたスケジュールの修正、利用者の方々の参画の機会などは行政側がアドバイスを行うよう要望いたします。  コミセン移行に関しての大きな課題は、やはり公民館コミセンの料金の格差です。23年4月に改定された使用料見直しの際には、2つの施設はともに地域の拠点施設として料金体系は同一と位置づけられたものの、現状からの激変緩和措置ということで、格差が残ったままになっています。ほぼ同一の機能として位置づけられた施設なのに2つの料金設定があるという現状が、運営側に立つ市民と利用者側に立つ市民との対立の構図をつくってしまったのではないでしょうか。この現状については、早急に改善をするべきです。また、地域活動で利用する場合と営利目的で利用する場合のカテゴリー分けなども検討し、料金格差の早急な改善を要望いたします。  そして、もう1つ、今の公民館の利用の実態を改めて考える必要があるのではないかと、今回の案件を通して感じています。大池公民館を利用している団体には、企業やマンションの管理組合などもあると聞きました。また、講師への謝礼やサークル活動参加費においても明確な基準がないのが現状です。このような現状が、結果としては利用条件コミセンと大きく変わらないという状況をつくっているのではないでしょうか。社会教育法の趣旨から、企業への利用制限、また、講師謝礼参加費については、一定の基準を設けている自治体も多くあります。本市においても、社会教育事業とは何かをもう一度見直し利用条件についても検討する必要があるのではないかと思います。  以上、長くなりましたが、賛成の理由と現状の課題改善の要望について、述べさせていただきました。10月に策定された地域コミュニティ基本指針にも位置づけられた地域活動拠点あり方については、地域コミュニティの観点から整理をされ、料金の格差の問題、それに伴うコミセン指定管理課題整理、さらには公民館というやかたの役割、社会教育事業位置づけなどを一連の課題として検討していただくことを最後に申し述べ、討論といたします。  議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。(拍手) ○中村議長 以上をもって討論を終了いたします。  これより起立の方法をもって採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。  本件、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立する者あり) ○中村議長 ありがとうございました。  起立者多数であります。よって、議案第83号は、原案のとおり可決されました。  日程第4、議案第112号、「平成24年度大阪府茨木市一般会計補正予算(第5号)」、日程第5、議案第113号、「平成24年度大阪府茨木市財産区特別会計補正予算(第2号)」、以上2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、各所管の常任委員会委員長の報告を順次、求めます。  まず、民生常任委員会委員長の報告を求めます。岩本委員長。     (岩本民生常任委員会委員長 登壇) ○岩本民生常任委員会委員長 本2件中、当委員会に付託されました案件につきまして、ご報告いたします。  議案第112号、「平成24年度大阪府茨木市一般会計補正予算(第5号)」中、当委員会付託分は、12月10日、審査いたしました。  当初、各担当課長から説明があり、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。  以上、委員会は慎重審査いたしました結果、議案第112号中、当委員会付託分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ご報告申しあげます。 ○中村議長 次に、文教常任委員会委員長の報告を求めます。青木委員長。     (青木文教常任委員会委員長 登壇) ○青木文教常任委員会委員長 本2件中、当委員会に付託されました案件につきまして、ご報告いたします。  議案第112号、「平成24年度大阪府茨木市一般会計補正予算(第5号)」中、当委員会付託分は、12月10日、審査いたしました。  当初、各担当課長から説明があり、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。  以上、委員会は慎重審査いたしました結果、議案第112号中、当委員会付託分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ご報告申しあげます。 ○中村議長 次に、建設常任委員会委員長の報告を求めます。上田光夫委員長。     (上田光夫建設常任委員会委員長 登壇) ○上田光夫建設常任委員会委員長 本2件中、当委員会に付託されました案件につきまして、ご報告いたします。  議案第112号、「平成24年度大阪府茨木市一般会計補正予算(第5号)」中、当委員会付託分は、12月11日、審査いたしました。  当初、各担当課長から説明があり、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。  以上、委員会は慎重審査いたしました結果、議案第112号中、当委員会付託分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ご報告申しあげます。 ○中村議長 次に、総務常任委員会委員長の報告を求めます。山本委員長。     (山本総務常任委員会委員長 登壇) ○山本総務常任委員会委員長 本2件中、当委員会に付託されました案件につきまして、ご報告を申しあげます。  まず、議案第112号、「平成24年度大阪府茨木市一般会計補正予算(第5号)」中、当委員会付託分は、12月11日、審査いたしました。  当初、各担当課長から説明があり、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。  以上、委員会は慎重審査いたしました結果、議案第112号中、当委員会付託分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第113号、「平成24年度大阪府茨木市財産区特別会計補正予算(第2号)」は、12月11日、審査いたしました。  当初、担当課長から説明がありました。  委員会は慎重審査いたしました結果、議案第113号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申しあげます。 ○中村議長 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  まず、議案第112号、「平成24年度大阪府茨木市一般会計補正予算(第5号)」について、お諮りいたします。本件は、討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、これより採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は可決であります。  本件、各委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第112号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第113号、「平成24年度大阪府茨木市財産区特別会計補正予算(第2号)」について、お諮りいたします。本件は、討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、これより採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。  本件、委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第113号は、原案のとおり可決されました。  日程第6、請願第2号、「大池公民館に関することについて」から日程第8、請願第4号、「大池公民館コミュニティセンター化中止を求めることについて」までの、以上3件を一括して議題といたします。  本3件に関し、各所管の常任委員会委員長の報告を順次、求めます。  まず、文教常任委員会委員長の報告を求めます。青木委員長。     (青木文教常任委員会委員長 登壇) ○青木文教常任委員会委員長 本3件中、当委員会に付託されました案件につきまして、ご報告いたします。  請願第2号、「大池公民館に関することについて」及び請願第4号、「大池公民館コミュニティセンター化中止を求めることについて」は、12月10日、一括して審査いたしました。  委員会は、請願審査に当たり、それぞれ請願者並びに紹介議員の出席を求めた後、請願者から説明を受け、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。  以上、委員会は慎重審査いたしました結果、1件ずつ採決に入り、請願第2号及び請願第4号につきましては、いずれも賛成者なしで不採択とすべきものと決定いたしましたので、ご報告申しあげます。 ○中村議長 次に、民生常任委員会委員長の報告を求めます。岩本委員長。     (岩本民生常任委員会委員長 登壇) ○岩本民生常任委員会委員長 本3件中、当委員会に付託されました案件につきまして、ご報告いたします。  請願第3号、「乳・幼児期から学童期までの保育・学童保育子育て支援施策の拡充を求めることについて」は、12月10日、審査いたしました。  委員会は、請願審査に当たり、請願者並びに紹介議員の出席を求めた後、請願者から説明を受け、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。  以上、委員会は慎重審査いたしました結果、請願第3号につきましては、賛成者少数で不採択とすべきものと決定いたしましたので、ご報告申しあげます。 ○中村議長 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  まず、請願第2号、「大池公民館に関することについて」、お諮りいたします。本件は、討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、これより採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について起立の方法をもって採決いたします。  本件、採択することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立する者あり) ○中村議長 ありがとうございました。  起立者少数であります。よって、請願第2号は、不採択と決定いたしました。  次に、請願第3号、「乳・幼児期から学童期までの保育・学童保育子育て支援施策の拡充を求めることについて」、討論に入ります。  本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。5番、畑中議員。     (5番 畑中議員 登壇) ○5番(畑中議員) 請願第3号、乳・幼児期から学童期までの保育・学童保育子育て支援施策の拡充を求めることについて、日本共産党を代表いたしまして、本請願を採択すべきであるとの立場から討論を行います。
     本請願の採択に賛成する理由は、その願意がもっともであり、かつ個別項目についても十分実現可能性のあるものだからです。  その大きな理由の第1は、国が進める構造改革の中で国民の間に貧困と格差が広がり、そのしわ寄せが子どもにもあらわれており、児童虐待が後を絶たず、また、茨木市の待機児童数がことし北摂ワーストワンと報道されている中、本市の住民として、何よりも子どもの安全、発達を保障する公的機関がしっかりとした支えをすることを切実に望むことはもっともであるからです。  こうした中、茨木市は、2012年10月4日に公立保育所民営化基本方針を決定し、2014年4月から3か年で5つの公立保育所、下穂積、鮎川、道祖本、中津、玉島の民営化を公表しました。さらに、当面公立で運営する5か所の保育所も地域の子育ての基幹的拠点とするとし、また、今後存続する市立保育所のあり方を再検討するとしています。  そもそも茨木市の保育行政は、待機児童の解消を第一に、公私間格差の是正を図りながら、公私が協調するとともに、競いながら保育内容の向上の努力が行われてきました。にもかかわらず、保育行政向上の牽引者であった公立保育所の多数が民営化されると、そのバランスが崩れ、保育の質的低下につながることは必至です。  日本共産党市会議員団は、当議会においても、本会議や常任委員会質疑を通じて、公立と民間での職員配置数や給食材料費単価、保護者負担、民間保育園の積み立ての問題を指摘してまいりました。  民生常任委員会での請願趣旨説明においても、請願代表者から、茨木市は人口当たり公立保育所の数が他市に比べて少ない、新たな民営化でまたさらに減ることに非常に不安を覚える、第1次民営化によって茨木市の深刻な待機児童の問題の答えにはならないことがわかった、公立保育所の保育を望む保護者たちの選択権が狭められ、ないがしろにされる、民営化による入所児童への有形無形の影響、公立保育所と民間保育所の保育内容の差などなど、そうした趣旨の民営化に対する危惧の思いが切々と述べられました。  また、計画の中で残される5か所の公立保育所だけで、市の言うところの公立保育所としての機能を市民の望みにこたえる水準で果たせるとは到底思えないとの市民の声も聞いています。  子どもたちは、どんな地域、どんな家庭に生まれても、無条件に愛され、よりよい保育を受け、幸せに育つ権利があり、その権利をひとしく保障されるためには、国も自治体も公的保育の責任を決して後退させることなく、保育所、保育園、学童保育の条件整備や保育内容の充実を図り、支えていかなければなりません。茨木市も請願趣旨にのっとり、新たな公立保育所民営化計画は白紙撤回するべきです。  請願賛成の理由の第2は、本請願の個別具体項目についても、その内容はもっともであり、無理難題な望みではなく、実現可能性のあるものばかりだからです。  学童保育事業については、茨木市も尊重しているとする国の学童保育ガイドラインに準拠するよう運営実現が望まれています。学童保育指導員については、採用方式を改善し、安定して長く雇用されることを通じて、築き上げられる経験の蓄積による専門性の深化が望まれます。  また、乳幼児医療費助成制度の対象年齢の引き上げは、今や中学校卒業までの対応が全国各地の自治体で取り組まれる流れになっています。所得制限の撤廃は、大阪府下43自治体中32の自治体が実施しており、所得制限ありはかえって少数派であります。  児童対象の高価なワクチン接種の負担軽減についても、貧困と格差が広がる中、保護者の経済状況が原因による受けられる児童と受けられない児童の存在を生むべきではありません。国の政策の流れもありますが、いずれにせよ自己負担なしに進むべきであります。  以上、採択すべき理由を大きく2点申しあげ、賛成討論といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。ありがとうございました。(拍手) ○中村議長 以上をもって討論を終了いたします。  これより採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について起立の方法をもって採決いたします。  本件、採択することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立する者あり) ○中村議長 ありがとうございました。  起立者少数であります。よって、請願第3号は、不採択と決定いたしました。  次に、請願第4号、「大池公民館コミュニティセンター化中止を求めることについて」、お諮りいたします。本件は、討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、これより採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について起立の方法をもって採決いたします。  本件、採択することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立する者あり) ○中村議長 ありがとうございました。  起立者少数であります。よって、請願第4号は、不採択と決定いたしました。  日程第9、議員発第21号、「茨木市議会会議規則の一部改正について」から日程第11、議員発第23号、「茨木市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」までの、以上3件を一括して議題といたします。  提案者の説明を求めます。22番、友次議員。     (22番、友次議員 登壇) ○22番(友次議員) ただいま一括して上程いただきました議員発第21号から議員発第23号につきまして、提出者を代表いたしまして、趣旨説明を申しあげます。  議員発第21号につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、本会議において公聴会の開催、参考人の招致が可能になったことから、所要の改正を行うものであります。  まず、改正にあわせまして、わかりやすくするために、目次を新たに追加いたしております。  次に、第11条は、地方自治法改正に伴い、引用する条番号を、第30条は、第9節の追加に伴い、引用する条番号を変更するものであります。  次に、第9節として、公聴会、参考人を追加し、第66条では、公聴会開催の手続を、第67条では、公聴会での意見の申し出を、第68条では、公述人の決定を、第69条では、公述人の発言を、第70条では、議員と公述人の質疑を、第71条では、代理人又は文書による意見の陳述を、第72条では、参考人を定めております。第73条から第101条につきましては、第9節を追加したことに伴い、条番号を繰り下げるものであります。  次に、附則といたしまして、この規則は、公布の日から施行する旨を定めております。  なお、参考資料といたしまして、規則の新旧対照表をご配付いたしております。  次に、議員発第22号につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、これまで自治法に定められていた委員会に関する規定が簡素化されたことから、所要の改正を行うものであります。  まず、第2条第1項は、自治法から削除された規定を追加するものであります。第2項の委員定数につきましては、次の一般選挙から議員定数が30人になりますことから、総務常任委員会文教常任委員会をそれぞれ7人に変更するものであります。  次に、第5条第3項及び第7条第6項は、自治法から削除された規定を追加し、第7条第7項及び第8項は、第6項を追加することに伴い、文言の整理を行っております。  次に、附則といたしまして、施行期日を定めております。  なお、参考資料といたしまして、条例の新旧対照表をご配付いたしております。  次に、議員発第23号につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、政務調査費の名称及び交付目的が改められることから、所要の改正を行うものであります。  主な改正内容でございますが、まず、題名を茨木市議会政務活動費の交付に関する条例に改め、本則中の「政務調査費」を「政務活動費」に改めるものであります。  次に、第1条において定めております交付の目的の「調査研究」を「調査研究その他の活動」に改め、第4条第1項及び第5条第1項に定めております会派及び議員に対する政務調査費の月額の別表を削除し、規定内容に変更するとともに、第5条第7項で文言の整理を行っております。  次に、第6条では、規則で規定している使途基準を、政務活動費を充てることができる経費として、新たに条例別表で定めるものであります。  次に、第9条及び第11条では、文言の整理を行っております。  次に、附則といたしまして、第1項で施行期日を、第2項で経過措置を定めております。  なお、参考資料といたしまして、条例の新旧対照表をご配付いたしております。  以上で説明を終わります。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。 ○中村議長 説明は終わりました。  まず、議員発第21号、「茨木市議会会議規則の一部改正について」、お諮りいたします。本件は、質疑、委員会の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、質疑、委員会の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。  本件、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、議員発第21号は、原案のとおり可決されました。  次に、議員発第22号、「茨木市議会委員会条例の一部改正について」、お諮りいたします。本件は、質疑、委員会の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、質疑、委員会の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。  本件、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、議員発第22号は、原案のとおり可決されました。  次に、議員発第23号、「茨木市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」、お諮りいたします。本件は、質疑、委員会の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、質疑、委員会の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。  本件、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中村議長 ご異議なしと認めます。よって、議員発第23号は、原案のとおり可決されました。  日程第12、報告第19号から日程第14、監報第6号までの、以上3件の報告につきましては、市長並びに監査委員から本市議会に報告がありました。本市議会は、この報告を受理いたします。  以上で本定例会に付議された事件はすべて終了いたしました。  本定例会閉会に当たり、市長からあいさつを受けます。木本市長。     (木本市長 登壇) ○木本市長 お許しをいただきましたので、平成24年第6回茨木市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申しあげます。  本定例会は、去る6日に開会をいただきまして、本日まで、ご提案申しあげました35件の諸議案につきまして、慎重なご審議をいただき、それぞれ承認並びに同意、可決をいただきまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申しあげます。  なお、私、本年4月から市政を担当させていただいておりますが、早いもので、もう8か月となりました。これまでにいただいてまいりました温かいご指導とお力添えに、改めて心から感謝とお礼を申しあげます。  平成24年(2012年)を振り返りますと、さまざまな出来事がありました。国際関係におきましては、近隣国との領土問題が悪化し、特に中国では、反日デモが暴徒化して、日系企業が大きな被害を受けました。  一方、夏に開催されましたロンドンオリンピックでは、日本の選手が史上最多の38個のメダルを獲得するという喜ばしい活躍を見せ、大きな感動を与えてくれました。  さらには、iPS細胞の作製で京都大学の山中教授がノーベル生理学・医学賞受賞の快挙をなし遂げるという大変明るい話題もありました。  こうした中で、本市におきましては、市民の皆さんが安心して健やかに暮らせるまちづくりを目指し、子育て支援の推進などの福祉施策をはじめ、将来を担う子どもたちに向けた教育施策の充実、学校施設の耐震化、また、防災対策の強化や道路の整備のほか、地域経済の活性化に努めてまいりました。  さらに、本市の将来のまちづくりを見据えたプロジェクトにおきましては、立命館大学の学舎建築計画の具体化や、来年から着手される(仮称)JR総持寺駅の新設工事、また、彩都中部地区整備のスタート、安威川ダムの建設や新名神高速道路の整備など、着実に進展を見せております。  これもひとえに、市議会をはじめとする各行政機関並びに関係諸団体のご指導とご協力、そして市民の皆様のご理解とご協力のたまものと、改めまして心から厚く御礼を申しあげます。  今、我が国経済は、世界景気の減速を背景として弱い動きを見せており、今後も雇用、所得環境等の懸念がされるなど、先行き不透明な状況が続いております。こうした中、本市におきましても、依然厳しい財政運営を強いられておりますが、これからもさらなる行財政改革を進めながら、「夢があふれるまち いばらき」実現に取り組んでまいりますので、市議会をはじめ、関係皆様方の変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう、お願い申しあげます。  さて、年が明け、1月には市議会議員の一般選挙が執行されます。引き続き立候補を予定されておられる議員各位には、最善を尽くされ、めでたく当選の栄を得られますよう、心からご健闘をお祈り申しあげます。  また、任期満了をもって勇退される議員各位には、多年にわたり市政の発展にご尽力をいただきまして、まことにありがとうございます。改めて、そのご功績とご労苦に心から敬意を表し、感謝とお礼を申しあげます。今後とも、もちろん市有功者として変わらぬご厚意を賜り、市政の上に温かいご指導とお力添えをいただきますよう、お願い申しあげます。  結びに、議員各位には、年末年始、何かとご繁忙のことと存じますが、くれぐれも健康にご留意をいただきまして、輝かしい新年をお迎えになられますことを心からお祈り申しあげまして、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。  どうもありがとうございました。(拍手) ○中村議長 本年の納会に当たり、私からも一言ごあいさつを申しあげたいと存じますので、この間、議長席をあけることをお許し願います。     (中村議長 登壇) ○中村議長 今任期の最後となります平成24年第6回定例会を閉会するに当たりまして、一言ごあいさつを申しあげます。  去る12月6日に本定例会が開会されまして以来、議員各位には、提出されました諸議案について、慎重かつ熱心にご審議をいただき、ここに本年の納会を迎えることができましたことに、厚くお礼を申しあげますとともに、この1年間の皆様方の温かいご協力に対しまして、深く感謝を申しあげます。  さて、平成24年も残すところ、あと2週間となりましたが、ことし1年を振り返りますと、経済面では、東日本大震災の復興需要が見られるとはいうものの、ヨーロッパや中国など対外経済環境の悪化により、雇用、所得環境、デフレなど、まだまだ不安定な状況が続いた年となりました。  また、外交面では、竹島、尖閣諸島、北方領土をめぐって近隣国との緊張が高まり、社会面では、4月に亀岡市で無免許少年の運転による死傷事故が、また、10月には尼崎市での連続遺体遺棄・行方不明事件が発覚、今月に入ってからは、中央自動車道のトンネルで崩落事故により9人が死亡されるなど、痛ましい事故や事件も相次ぎました。  しかし、一方で、5月には932年ぶりに広範囲で観測されました金環日食や、7月には日本勢が史上最多の38個のメダルを獲得したロンドンオリンピック、また、10月には京都大学の山中教授がノーベル生理学・医学賞を受賞されるなど、ニュースに沸き上がった年でもありました。  そして、今月16日に投開票されました総選挙の結果、我が国の政権が再び交代することとなり、国政におきましても大きな動きがございました。  このような中、地方自治体におきましては、真の地方分権改革と効率的、効果的な行財政運営の推進が求められ、本市におきましては、市民の期待にこたえる施策の実現に向け、地域の特性を生かした個性あるまちづくりや、将来を見据えた諸施策が着実に進展をしてきたのではないかと考えております。  このことは、市民の皆さんの温かいご理解とご協力はもとより、議員各位、そして木本市長をはじめ、理事者、行政委員の皆さん、第一線でご活躍の職員の皆さん、それぞれの懸命なご努力、ご尽力のたまものであります。ここに改めて、心から敬意と感謝を申しあげる次第でございます。  また、私たち議会も、果たすべき役割を十分認識し、さまざまな行政課題に積極的に取り組むため、今後も議会と首長という二元代表制のもと、地方自治における車の両輪として、真の地方分権を進め、特色あるすばらしいまちづくりを達成するため、さらなる努力が求められているところであります。  さて、私、皆様方の温かいご推挙によりまして、本年2月に議長に就任して以来、微力ではありますが、全力でその職責を全うすべく努めてまいりました。この間、坂口副議長には、種々ご助言をいただくなど、格別のお力添えを賜り、また、議員各位の温かいご理解とご協力をいただく中で、ここに納会を迎え、越年し得ますことは、私にとりまして、この上ない喜びであり、皆様方のご厚情に深く感謝し、心からお礼を申しあげる次第でございます。
     特に、ことしは、議会改革の取り組みとして、6月定例会では、議員報酬と議員定数を削減する条例改正を、さらに9月定例会では、議会機能のさらなる充実を目指して、議会基本条例を可決するなど、私たち市議会にとって、今任期の集大成とも言って過言でない年でありました。  中でも、この議会基本条例の制定に至る経過を振り返りますと、2年前の10月に議会改革・活性化検討委員会を設置して以来、議会基本条例検討部会並びに議会広報等検討部会の両部会におきます活発な議論をはじめとして、各議員間でのワークショップでの議論、また、議会基本条例素案に対するパブリックコメントの実施、さらには条例素案に対する市民説明・意見交換会の開催など、歴代の正副議長や各正副部会長をはじめ、各議員の皆様のご協力を得ながら、取り組みを重ねてまいりました。このような節目の年に、議長として議会改革並びに活性化に取り組むことができましたことは、万感胸に迫る思いでございます。本当にありがとうございました。  さて、年明けには、市議会議員一般選挙が執行されます。立候補されます皆様には、それぞれの力量を遺憾なく発揮され、ご当選の栄誉をかち取られまして、茨木市政のさらなる発展と市民福祉の向上のために、一層のご努力をお願いいたします。  また、今期をもって勇退されます議員の皆様におかれましては、本当にご苦労さまでございました。これまでのご活躍とご功績に対しまして、重ねて感謝と敬意を表しますとともに、今後とも在任中と変わることなく、本市発展のため、格段のお力添えを賜りますよう、お願いを申しあげます。  終わりに、多忙をきわめる年の瀬を迎え、寒さも一段と厳しさを増してまいりましたが、皆様方には十分ご自愛いただき、平成25年の輝かしい新年をお迎えいただきますよう、心からお祈りを申しあげまして、納会のごあいさつといたします。  どうも大変ありがとうございました。(拍手)     (中村議長 議長席へ) ○中村議長 以上をもちまして、平成24年第6回茨木市議会定例会を閉会いたします。     (午前11時01分 閉会)  以上、会議の顛末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  平成24年12月18日            茨木市議会議長   中 村 信 彦            署名議員      石 井   強            署名議員      辰 見   登...